本県は関西各所から多くのスキーヤーやスノーボーダーが足を運ぶ、西日本エリアでも有数のゲレンデを持つ。

このことを国内外に広くPRするため、冬季国体スキーの開催を提案する。

冬季オリンピックの開催地(2018韓国、2022中国)や世界のスキー場の数などを考慮するとアジアでウインタースポーツが盛り上がることが予想され、冬季国体スキーを開催することは、国内外に本県がスキーの振興に力を入れてい るスキー県であることがアピールでき、インバウンド効果を得られると同時に地域創生にも繋がるのではないかと考える。

誘致に向けた課題には雪不足・ジャンプ台施設が無いことが上がっているが、兵庫県スキー連盟、兵庫県、地元自治体での準備委員会を設立し、冬季国体スキーの兵庫県開催に向け、「実現可能性調査」の実施について伺う。

答 弁 高井 教育長

国体冬季大会のスキー競技会では、ジャイアントスラローム、スペシャルジャンプ、クロスカントリー、ジャンプとクロスカン トリーを組み合わせたコンバインドの4種目が実施されており、これらの開催には国体施設基準を満たすコースとジャンプ 台が必要となる。しかし本県にはジャンプ台施設が無いため、本県にて国体を開催するには、分離開催についての承認 を得ることを前提譲渡して、基準の見直しについて働きかけていく必要がある。

実現可能性検討の前提条件である分離開催承認という課題をどのように働きかければ解決できるのか、県体育協 会、競技団体、地元自治体、そしてその他の関係団体と協議して行きたい。