「スポーツ立県ひょうご」 を担うジュニア選手の育成について(第353回定例会 一般質問⑥)

2006年に開催された「のじぎく兵庫国体」での各種目における成果を契機に、翌2007年からの第2期「新兵庫県競技力向上事業」では、国体の男女総合成績8位入賞などを目標にトップアスリートの育成、ジュニア選手の発掘・育成、指導者養成などに取り組んでいます。

しかしながら、昨今の国体でのわが県の成績は目標の常時8位入賞には届かず低迷気味であると言わざるを得ません。私も所属する兵庫県スキー連盟の会議などで、県からは「国体でもっと成績を出してもらいたい」との叱咤激励の一方で、ジュニア世代育成を担う指導者からは、選手育成環境は厳しく、特に財政面での制約がネックとの訴えがあります。指導者はほぼボランティアでしのいでも保護者の負担増が、選手として本格的に取り組むための入口のハードルをあげてしまっているのが実情です。

東京オリンピックやワールドマスターズゲームズなどから県民のスポーツへの意識が高まる中、ジュニア育成に高い理念を持って取り組んでいくべきだと考えますし、競技団体等へのジュニア育成補助事業などに工夫され資金面での助成もさらに充実させていくべきだと考えますが、当局のご所見をお伺いいたします。

答弁 教育長

本県のスポーツ推進計画の中での主な取組は ① 競技体験の場となる「子どもスポーツ体験教室」の開催(小学生対象)② 才能のある選手を発掘・育成する「ジュニアスポーツ教室」の開催(小・中学生対象) ③ 合宿等で強化を図る「スーパージュニア育成塾(U-15)」(国体候補選手となる中学生対象)など、競技団体とともに取り組んでおります。

これらの取り組みの成果として、茨城国体(一昨年に開催)では本県が獲得した784.5点のうち、6割の452.25点は少年種別での獲得でした。競技別入賞者数では成年種目の16競技を上回る21競技と活躍いただいています。またオリンピック等国際大会で活躍が期待できる選手を支援する「未来のスーパーアスリート支援事業」今年度は、小・中・高校生で53名を指定しています。第76回冬季国体のスケート・アイスホッケー競技では、この事業で指定をしておりました坂本花織選手や三原舞依選手等8名の活躍もあり、天皇杯で過去最高の得点を更新しております。また、過去に指定をしていた阿部一二三選手 / 詩選手、そして田中希実選手、荒井祭里選手、寺内健選手の5名は、東京オリンピックへの出場が内定しております。

今後とも競技力向上の為の予算を獲得するために努力をしてまいりますが、その為にはやはり成果というのも必要です。競技団体とともに取り組んでまいりますので、ご協力・ご支援よろしくお願い致します。