県立こども病院(第331回2月定例会 一般質問①)

県立こども病院

3月1日 第331回2月定例会に 初めての一般質問を行いました。
その一般質問の質問要旨と答弁骨子を掲載します。

一般質問1 県立こども病院

県立こども病院 本年5⽉1⽇に県⽴⼦ども病院の建替整備が完了、開院の運びとなる。
⼩児・周産期医療の全県拠点病院として⾼度専⾨・特殊医療にかかる診療機能の⼀層の充実が望まれる。特に、他の医療機関では対応困難なハイリスクの妊婦や胎児、新⽣児への対応、重篤患者に対する⼩児3次救急医療の提供、そして質の⾼い⼩児がん医療等には⼤きな期待がかかる。

また、⺟体のリスクへの対応の観点からは中央市⺠病院との連携も重要であり、連携⽅策の検討を進められていると認識している。

県⽴こども病院の整備により発揮される効果、新たな医療提供体制の構築に向けた取組状況について所⾒を伺う。

答弁 ⻄村 病院事業 管理者

本年5⽉移転開院するこども病院では、新⽣児集中治療室、救急病床の増床、バイオクリーンルームの拡充等、⾼度専⾨特殊医療の提供に必要な診療機能の充実を図り患者家族のためのファミリーハウスの充実等、患者及び家族の精神的不安を和らげる取組みも積極的に進めている。

神⼾市⽴医療センター中央市⺠病院と、合併症妊婦への対応等の医療提供から教育・研修まで多岐にわたる分野での連携の⽅向性で合意し、現在、双⽅の特⻑を活かした機能分担を⾏うべく各診療科間で協議を進めている。

周辺に医療機関が集積するメリットを活かし、診療機能を相互に⾼めていくことで、新しいこども病院を核に、⽇本をリードしていくような総合的な⼩児医療を提供していきたい。